すべて国民は、個人として。

批判されるのが嫌で、個人の意見を言えなかった。

正しい言葉づかいについて考えてみた

こんにちは! 

今日はコールセンターの応対で気になった言葉遣いを書いていこうと思います。

 

 

そもそも敬語とは

って、僕もあんまり詳しいわけではないのでざっくりですが、敬語には大きくわけて尊敬語、謙譲語、丁寧語の3つがあります。

 

尊敬語とは、動作の主体となる人物や、その人物に関連する人、モノを敬って使う言葉で、謙譲語とは動作の主体となる人物や、その人物に関連する人、モノを謙って使う言葉です。丁寧語は話し手が聞き手に対して丁寧に使う言葉、いわゆるですます、なんかがそれにあたります。

 

なんとなく授業とかで習ったと思うけど、いまいちピンときませんよね。僕はオペレーターさん向けの研修を行う時にこんなイメージをすると、わかりやすいよ!と教えています。

 

 ◎尊敬語

  老舗デパートにいる洋服売り場のおばちゃん店員がお客さまのことを話す時

 

 ◎謙譲語

  時代劇に登場する武士、お侍さんが自分のことを話す時

 

 ◎丁寧語

  部活で後輩が先輩に話す時

 

どうでしょう。さっきよりはピンときますよね(笑)。実際の言葉に直すともっとわかりやすいと思うので、いくつか書いてみます。

 

 ◎平語

  わたし(あなた)が言った

  わたし(あなた)が受け取った

  わたし(あなた)が行く

 

 ◎尊敬語

  お客さまがおっしゃいました

  お客さまがお受け取りになりました

  お客さまがお越しになります

  

下線部が尊敬語です。ベテランのおばちゃん店員が言ってそうですよね。

 

 ◎謙譲語

  わたくしが申し上げました

  わたくしが頂きました

  わたくしが参ります

  

下線部が謙譲語です。私を「拙者」に変えると完全に武士になります。

 

 ◎丁寧語

  わたしが言いました

  わたしがもらいました

  わたしが行きます

 

下線部が丁寧語です。先輩に対して後輩が使ってる感じです。

 

 

こんな感じで人物をイメージしながら使うとわかりやすいかなーと思います。

 

この言葉遣い、気になります 

敬語の種類がわかったところで、僕がこれまで実際に聞いた気になる言葉遣いを紹介します。尊敬語とか謙譲語関係ないのもありますが、気にせずいきましょー。

 

 ◎~さまでございますね

 

「ございますね」は物に対して使う言葉なので人に使う場合は「~さまでいらっしゃいますね」が正しいです。逆に「ペンでいらっしゃいますね」とは言いませんよね。

 

 ◎なるほどですねー

 

これは「なるほど、そうですね」の略語らしいです。そもそも電話応対で略語使うな、と思いますし、「なるほど」も正しくは敬語ではありません。

 

僕の職場で「なるほど!」を多用する人がいたので注意したら治りました。で、しばらく使ってなかったのですが、この前我慢できなくなったのか「なるへそ!」と言っていました。ふざけんなと思いました。

 

 ◎要するにですね

 

目上の人に対して話しを要するのは失礼です。ここまで話したけど、あなたはわからないと思うから要約して言ってあげるね、という風に思われます。

 

 ◎コンビニ様でお支払いください

 

そもそもコンビニって略語だし、人じゃないし企業名じゃないし、「様」つけるって何様だよー。

 

 ◎こちらは新品になります

 

「なる」は変化を伴う言葉で使います。新品は何かから変化して新品になるわけじゃないのでこの場合は「新品でございます」が正しいです。いわゆるコンビニ言葉というやつですね。最近では一般的になってきてます。

 

 ◎ご解約の方承ります

 

「方」は方角、方面を指すもので、断定しない場合に使います。東京駅の方は東京駅の周辺であって東京駅ではありません。この場合は「ご解約を承ります」でOK。そういえばこの前テレビでアナウンサーが「それでは歌の方お願いします!」と言っていました。歌じゃない方もきいてみたい。

 

 ◎お電話差し上げます

 

これは良しとされていることもあるので、なんとも言えないのですが、僕は気になります。そもそも「差し上げる」って「あげる」の謙譲語だから、電話はあげる、というよりも「する」ものですよね。する、の謙譲語は「いたす」なので、「お電話いたします」が正しいと思うんだけど、どうなんでしょう。

 

まとめ

 そんなわけで思いついたものを書いてみましたが、気にする人、気にしない人わかれると思います。もしかしたら、上記で僕が正しい、と思って書いたものがもっと専門的な人から言わせれば正しくない、と評価されることもあると思います。

 

今でも忘れられないのが以前の職場でクライアントへの報告書の中で「間違え」と書いた時のこと。仲の悪い上司から「間違え」じゃなくて「間違い」だよ、と指摘されました。僕はその辺の人たちよりは日本語が得意と自負していたので、すぐさまインターネットで調べました(そもそもインターネットで調べるってのが負けてる気がするけど)。

 

結果、一般的には「間違い」派が多いことがわかりました。しかし、「間違え」が間違いで「間違い」が間違いじゃない、という確たる証拠もなく、そのことを上司に伝えると

 

「なに? 指摘されて悔しいの?」

 

と言われました。その後はもう大ゲンカです。まだ、尖っていた僕は他のオペレーターが見ている前で、上司に向かって暴言を吐き、机を蹴り、ブースを出て行きました。

 

 

 

今思えばあの頃が一番楽しかったです(オイ)

 

 

ホント日本語って難しいよね。世の中の傾向として、気にしない人が多くなっているのも事実なので、あんまりこだわらなくてもいいかなあ、と思いつつ、出来る限り正しく、美しい言葉を使いたい、と思うのでした。

 

 

またね。

 

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図解 正しい言葉づかいがラクラク身につく!「敬語」1分ドリル

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